【キラキラ】プリキュアOP考察改め解説③【プリキュアアラモード】

久しぶりにプリキュアのOP考察解説記事です。

本当は過去のブログがログインできなくなってしまったので歴史の闇に葬ろうかと思っていたのだけど、キラプリのOPが解説の必要性めちゃくちゃ感じたので戻ってきました。

 

キュアショコラの変身バンクめっちゃかっこいいのでみんな見てくれよな!!!

 

 

ちなみに歌詞の掲載に関しての是非について

歌詞掲載サイトとかで基本的にコピー禁止、右クリック不可の措置が取られているのでそれに従う必要があるのかと思いきや、個人使用の場合で、大量掲載や広告収入等の目的がなければ無断で掲載してもよいとのことなので、これからも特に気にせず解説記事書いても問題なさそうです。こうしてまた無駄知識が増えた。

 

 

今回はフランス語とお菓子用語?が結構出てくるので、グーグル先生の助けを借りつつ

お菓子作り歴0年の僕が色々解説しようと思う。

 

 

まずは動画と歌詞

 

SHINE!! キラキラ☆プリキュアアラモード

歌:駒形友梨

 

アニメ版

youtu.be

 FULL

youtu.be

 

 

ボンボン セシボン Yeah! キラキラル
 
Ouiスタート Sweets Time (キラキラル☆)
 
シュークレームジュレ…… どれ!?どれも!!
 
キラキラ☆プリキュアアラモード
 

 

 
 
シフォンみたいね? こころは不思議
 
楽しいコトで ふゎっ♡て膨らむ
 

 

 
 
ときめく理由は カラフルにみんな(カラフルに♪)
 
違うけれど、おそろい (おそろい♡)
 
”大好き”が いちばんのマストアイテム
 

 

 
 
Let’s Go!Let's la 前進!
 
希望を装飾(デコ)
 
きみとわたしの夢まぜまぜ✩☆☆
 
ありったけの想い届け
 
負けそうな日も 一緒ならパワー
 
Yes!てんこ盛りっ
 
イップステップジャンプ&SHINE!!
 

 

 
 
ボンボン セシボン Yeah! キラキラル
 
Ouiスタート Sweets Time (キラキラル☆)
 
シュトーレン…ガレット…… どれ!?どれも!!
 
キラキラ☆プリキュアアラモード
 
 
 
 
 
とりあえず1番まで
 
 
導入はエレガントな感じで始まる、初回のアバンタイトルからかなりドタバタギャグアニメの様相を呈していていちかちゃんが大変なことになっているが、持ち直したかなと思わせる
 
 
そこにこの歌詞を持ってくる
 
ボンボン セシボン Yeah! キラキラル
 
しかも背景が謎のなにかになる
 

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↑なにか
 
 
視聴初回の場合、この時点でとてつもない不安に襲われる。
何のアニメなんだ…なんだこれは…こわい…歌詞も意味不明だし…
 
 
ちなみに1話は本当に一部始終見終えて結局何のアニメなのかよくわからない感じになる、見てない人は一度見てほしい
 
 
セシボンとはフランス語でC'est si bon.の事で、[感]それはすてきだ。すばらしい。の意味を持つらしい。
聴いてみるだけでは意味が分からないのだが、この部分発音してみるとなかなか語感がいい、ずっと言っていたくなる、ボンボンセシボンいぇい
 
 
ちなみにキラキラルは本編で出てくるお菓子に入っている粒子で、心がこもったお菓子にはたくさん入っているというもの、今作では必殺技がキラキラキラル☆キラキラルなので、かなりギャグ方向にぶっ飛んでいる気がする(プリキュアおしりパンチを思い出しながら)
 
 
せっかくなので、無駄だと思いつつもキラルの語源を調べてみた
 

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日本語が分かる方、ここに書いてある意味を僕に教えてください
多分関係ない
 
 
さらにちなみに
ジュレはゼリーのことで、フランス語由来の言い方らしい
シュークリームはフランス語で「chou à la crème」(シュー・ア・ラ・クレーム)と言い、これもフランスから広まったお菓子だそう
 
フランス発祥のお菓子を語感のいいフランス語で歌詞に載せたり、こだわりが見られる
 
 
 
 
 
高校生組がいるにもかかわらず最初から5人出ている点は、早くから見せて大丈夫なのかと不安になる(今回は割と早く加入してしまったので問題なかった)(ちなみに初代高校生キュアのキュアムーンライトは妖精が亡くなっていたのでかなり加入が遅れた)(中3なのに年齢制限に引っかかったキュアアクアが不憫だ)
 
 
 
 
この辺り、ハートキャッチと同じ感覚で見ると割と不安にしてくる要素が多めに入っている、作画とギャグ多め以外はだいぶ別の路線を歩んでいる
 
 
謎のなにかのシーンは作画抑え目だが余白を使ってキャラをうまく見せている、今作は変身シーンを3等分したりと、キャラと背景や画面を切り離すことが多い印象
 
 
今回のタイトルはプリキュアの後にアラモードがついている
これはふたりはシリーズ、Yes!プリキュア5gogo以来、特に5gogoに近いと思った
 
プリキュアシリーズ自体はかなり曲のテンション高め、特にサビが非常にテンション高いので、実質サビのイントロとAメロをつなぐために結構長い時間を取って調整することが多い
タイトルのロゴや妖精が動いてることが多い
 
 
フレッシュは7秒ぐらい、なんとまほプリは11秒もかけている
 
 
それに対して、アラモードは割と長めだが5秒、5gogoに至っては1秒以内にイントロに移行している
 
アラモードと5gogoの共通点で、他のシリーズほどアップテンポにしていないというものがある
 
 
 
プリキュアという単語がアップテンポ寄りにしてしまい、Aメロで落ち着かせるためにつなぎにくいんじゃないかなと思う
フレッシュとかは結構ガクっとくる感覚があると思う、あとはまほプリとかAメロでもそこまでテンポ落とさず突っ込んでる印象
 
 
ここを緩和してAメロに移行する手助けをしている、タイトル名をスムーズに曲に合わせられるのがアラモードと5gogoの、プリキュアの後にタイトルが続いていることのメリット
 
タイトルがキラキラ☆プリキュアアラドーモじゃなくて本当に良かった
 
 
 
しばらく普通に進む、キャラがちょこちょこ動いてる、作画は全体的に控えめなのだが、背景で5人のミニキャラみたいなのが動いてるのがかわいい
 
 
ふゎっ♡がかわいい、ファッじゃない
膨らむのは歌詞では心だが、お菓子要素とも考えられていい感じ
 

 

ときめくわけはカラフルにみんな違うけどおそろい

だいすきが一番のマストアイテム

 

この辺あんまり頭に歌詞入ってこないけどノリで流せる

 

 

謎の仮面が出てくるけどダークプリキュアコナンくん枠かなとか考えつつ

 

 
 
サビはちゃんと盛り上げてる、物理的な攻撃のシーンがなくて作画は割と地味め
多分戦闘周りでは今までで一番地味なので、というか
 
5人組の中で一番キャラを立たせる方法に乏しいのではないか
 
サビ部分は戦闘シーンや変身シーンになるのが恒例で、4人以下の場合は大抵戦闘もガッツリ描きこんである
5人の場合は戦闘は一部(5ではのぞみだけが戦ってる)で、後は全員の変身シーンでキャラを立たせている場合が多い
5とスマイルは炎電気風水氷等キャラごとに多彩な演出があったので、変身と必殺技だけ見せる感じでも十分動かせた
 
ドキプリも割と地味めで、実は本編未視聴なのだがあまり変身後のキャラ立ち(戦闘方法とか)に関してはちょっと描写が薄めだったかな
 
 
 
 
今回は必殺技が全員キラ(中略)キラルで、謎の生クリームを射出する感じなので
画面としてはちょっと物足りないかな
 
 
ただ、クリーム自体はめちゃくちゃ動くし白が映えてエフェクトもちゃんとつけてあるし、中央に集中して巨大なケーキになるあたりは結構ガッツリ動かしてあって見応えある、画面圧迫してる感じがよい

 

ケーキのシーンはプリキュアが静止しててもうちょい動かしてもいいかなーとも思うが、シフォンの後ろ姿がマントとしっぽのおかげで非常に見栄えが良かったり、マカロンは猫背で猫っぽさ出したり脚クロスさせてたりと高校生キュアの良さが生きてるしなかなか...制作陣の高校生組への熱い思いを感じる

 

 

歌詞、Let's Goの後に、Let's la 前進!と言っている

 

レッツラゴーは死語っぽいのだが、そもそもlaは不要らしい

フランスっぽさ?外国っぽさを出したい中年のおっさんがレッツラゴーって言ってる姿が想像できますね

セシボンとかジュレとかと同様、お菓子がメインなのでフランスらしさを出すためにあえてlaを使い、レッツラゴーと言わないようにGoを前進に言い換えながら語感をうまく調節している

同じ意味の歌詞2つ並べてるだけなのに言い換えからこだわりが見られるし、飽きないように音程も変えながらサビに突入しているのでここは本当にすごいと思う

 

「希望を装飾(デコ)」

デコってかわいくないですか、デコるとかデコイとか

女の子らしさを出しつつお菓子用語を盛り込む

 

「夢をまぜまぜ」、めちゃくちゃポジティブに仕上げるプリキュアの曲と菓子作りを融合させつつ、ただ混ぜると言わずにまぜまぜにしてかわいさも出す

 

 

ケーキのシーンでかなり画面圧迫してるところに「ありったけの想い」

眼に見えない想いの大きさを超巨大ケーキで表現、天才すぎる

 

 

「負けそうな日もパワー Yes! てんこもりっ」

ありったけとは別の表現で量の多さを表現、5人がダッシュでこちらに向かって4回ドアップになる、作画も回復しながら目が幸せになる

 

動かすシーンの最後は「ホイップステップジャンプ」できれいに〆る

 

語彙力が高すぎる…10年以上前きみらマジ?ヤバクない?感動!ってゆか凄すぎぃ~☆とかいいながら歌詞にプリキュア30回ぐらい使ってたじゃん…5とGoだけで1曲のうちに54回も言ってたじゃん…

 

混ぜたり装飾したりのお菓子を作ること、お菓子の名前、フランス要素、お菓子の量と炎とか魔力とか腕力とかを捨てたおかげで使える要素が一気に増えたらしい

 

菓子作りで歌詞作りをするとはたまげた

 

ボンボンセシボンいぇいに戻って円形に並ぶ、場面転換で寝てるポーズに移行

 

寝かたが全員特徴的でちゃんとキャラ立たせててさすがだなぁって感じ

個人的にはマカロンのぶらんとした手がすごいポイント高い、高校生キュアの風格とエレガントさがよく出てて好き、このポーズ中学生キュアには絶対させてもらえないぞ…

 

 

シュトーレン(独: Stollen)は、ドイツの菓子パン。

ガレット(仏: galette)は、フランス北西部の郷土料理である料理・菓子の名称だそう。

 

どこかで咲の実家のPANPAKAパンとコラボして全員で菓子パン作る回とかあってもいいなぁと思ったりする

 

菓子パンとパンケーキを同列に並べようとしたけどパンケーキのパンはフライパンのパンなのでパンじゃないよ

 

 

最後にスマイルでいう隠れ家ポジションの建物がアップになる、店の名前はKIRAKIRApatisserieとなっている

 

パティスリー (pâtisserie) は、フランスやベルギーにあるケーキや洋菓子を専門に扱うベーカリーの一種である。

 

おしゃれな建物、Franが刺さってる

 

 

 

結構内容ガッツリ書いたので2番以降の歌詞は省略、deliciousとかsweetとか色々使える単語多くてここでも語彙力の高さを披露している

 

ちなみにスイートプリキュアのスイートの意味が分からなかったが、甘い以外にも音が美しい、調子がいい、気持ちいい、やさしいなどの意味があるらしい

 

 

スフレとかチュイールとか何言ってんのかよくわからないのでとりあえず調べた

カッセはお菓子用語で砕く、割る

スフレ (仏: soufflé) は、メレンゲに様々な材料を混ぜオーブンで焼いて作る、軽くふわふわとした料理。

チュイールは瓦やタイルの意味でラングドシャのことらしい

 

間奏はいい感じのギター、ラスサビでもギターが入ってたりする

 

できあがりっ!

 

後半も原動力→マストアイテム、Let's la 前進(挑戦)、ラスサビで同じテンポでセリフ変えて言い直す部分があったり、かなり言い換えが取り入れられてる

 

 

終わり方も色々楽器使って表現してたり、全体的に表現力がめちゃくちゃ高い作品だった

 

どれだけの楽器使われてたのか教えてほしい、サビ途中のキランっとか2番初めのピアノでエレガントさ表現とか、今までよりずっと進化してるし何度聴いても色々発見があって楽しい曲

 

歌詞と裏の楽器の表現力で言えばこれを超えるのはかなり難しいんじゃないか

 

上の歌詞はコピーできる範囲が1番のものだけだったのだが、フルの歌詞はググれば出てくるので聴きながら参考にしてほしい

 

 

ちなみにアラモード(仏: à la mode)は、「流行の」「現代風」を意味するフランス語

 

 

肝心の集計

フランス語とお菓子は共通部分が多いので同時集計

 

フランス語+お菓子ポイント・・・なんと40!

同じ語を省いても23もの単語がフランス語やお菓子の関連語なので、非常に語彙力が高いことがよくわかるだろう

 

 

 

プリキュアポイント 2

 

プリキュアという単語は語彙力のない歌詞に多く存在しているらしい

日本中、いや世界中の歌詞の9999999割はこの曲より語彙力がいいことになるので頑張れ

 

ちなみに作品タイトルのキラキラ☆プリキュアアラモードのキラキラとアラモード、キラキラを言い換え歌詞のタイトルにしてあるSHINEを足すと12、キラキラルはともかくアラモードは汎用性が高いしキラキラやシャインの言い換えとここもポイントが高い

 

必殺技が現状キラ略キラルのみなのだが、本編でよく使われる語の「れっつらまぜまぜ」「ほいっぷすてっぷじゃんぷ」「キラキラル」「できあがり」とこちらはさまざまなバリエーションがあり、ちゃんと歌詞に取り入れられている

 

 

今回は頭悪そうポイント少なめなので集計なし、ボンボンセシボンとキラキラルぐらい

 

 

 

gogoとの関連性もそうだが、Yesがちらほら歌詞に入っていたりそれなりに他の曲と似てる箇所も発見できてうれしいところ

 

関連といえば本編でフレッシュだか5だかで流れてたBGMが他の作品でたまーにこっそり入ってたりするのでシリーズ通して触れてみるのも楽しい要素が色々あってうれしい

 

 

多分今回あまり取り上げられなかった楽器のあたりとかで他にもいろいろ工夫が凝らされてるんだろうなあと思いつつ、今回はここまで

非常にいろんな要素が入ってて今回は考察解説のし甲斐があった

色んな工夫を発見してみるのも楽しいのでどうでしょうか

 

 

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