【ダブル・JCS】サポートジジーロン+カプテテフ軸、湿原カメヴァディ【ウルトラサンムーン】
ジジーロン+カプテテフの調整案が出ていたので、今回もこの並びで参加しました。
テテフジジーについてはこちら
肝心のパーティはこれ
変更点なども踏まえて、パーティ紹介で詳しく説明していきます。
ジジーロン 穏やか HD252
特性:ノー天気 持ち物:マゴの実
ハイパーボイス/大文字/追い風/手助け
前回までのテテフジジーのおさらい
ジジーロンが雨無効、テテフがルンパの猫を無効化。追い風を狙ってくるペリッパーを輪唱を使ってでも最優先で倒し、あとはひたすら雨エースをボコって逃げ切る。
前回までのテテフジジーは、対雨のペリッパーを輪唱で倒すことを念頭にHC振りで、輪唱の範囲を広げようとした形が多かった。
しかし、ノーマル技とエスパー技の範囲が被っていることや、ジジーロンとテテフのC数値が似通っているために受け切られることが多かった。
そこで、輪唱の使用を最低限にすることから考えて、まずはジジーロンを耐久特化に変更。一応無振りでもH振りペリッパーぐらいなら倒せるので、これで十分と。
ジジーロン自体もそこそこ打点があったが、追い風と手助けを持たせて隣のテテフに一任しても問題ないと判断。テテフのスカーフを超Zに変更すれば、足りない打点を補える。
逆に、取り巻きのルンパから飛んでくる冷凍ビームや、コケコのマジシャなんかで落とされて天候が復活されるほうが問題なので、耐久振りジジーロンは正解だった。
絶妙な種族値のおかげで、ギルガルドの下から、ナットレイの上から大文字を打つことができる上、無振りでもワンパンできる。隣のテテフを倒されないためにもここは必須枠。
最遅にして万一ナットに抜かれたら怖いので、一応穏やかにしておいた。
最後に技スペが余ったのでハイパーボイスを入れた。こいつでハイボ打つときは大抵試合がほぼ終わってるときなので、まあ他の技でもいいと思う。
対雨を絶対に殺すためにノー天気ジジーロンを採用したが、ノオーグレイシアの吹雪をかわしながら大文字で蹂躙してしまったので対霰として見ても悪くないかもしれない。
計算してないけど多分メガノオーの吹雪は耐える。
カプ・テテフ 控えめ CS252
輪唱を打っていたころはスカーフテテフだったが、対雨を輪唱なしで倒すことにしたのでオーソドックスな超Zテテフにした。
フローゼル以外はまあ抜いてるはずなので対雨見るだけならスカーフ自体はそこまで重要でもない。ノー天気の便利さを感じる。
ジジーロンに追い風手助けしてもらえば、縛り範囲をかなり広く取れて強かった。
シルヴァディの金属音のサポートも受けられるのが強い。金属音込みで輝石ラッキーやエムリットをエスパーZで破壊するなどした。打点がおかしい。
バンギも砂無効になるので気合玉で持っていけたりする。今回は当たらなかったが。
超Zテテフがシンプルに強かったので、ほぼ全て選出した。
シルヴァディ 慎重 H252 DはリザYのオバヒ耐えまで 残りB
特性:名前なんだっけ? 持ち物:グラウンドメモリ
草の誓い/金属音/追い風/マルチアタック
いつものシルヴァディ。変更なし。
主にカメックスの横からサポートする。追い風のできる誓い役の中で、最もリザYに耐性が高い。(そりゃ草タイプじゃないので)
環境に特殊ATが多いので、ジジーロンと被っても慎重個体で運用するのが一番よかった。
いつも通り追い風+誓いを重ねてずっと俺のターンに持ち込むのが仕事。
今回はテテフを動かしやすくしたおかげで、シルヴァディの先発率は低めだった。前回はスカーフテテフがそもそも出せないので、カメヴァディ選出が中心だった。
とはいえ、後出しから追い風で相手のS操作を切り返していく動きを集中してこなせたので悪くなかった。
見せ合いで電気耐性がバレないので、コケコの電気技を当たり前のように後投げからいなして追い風を返していけるのも強み。
A無振りとはいえ、マルチアタックは地面単体技なのでやはり便利だった。構築が特殊5枚なので重くなっていた相手のウツロイドを倒した。味方のウツロイドも倒した。
今回は11戦のうちに2回も湿原の誓いをカメックスにぶち込んだ。トリパが多すぎる。
シルヴァディの味方を殴る問題が例年より深刻化している。もはや爆発ですらない。
メガカメックス 控えめ C252 S実数値101 残りH
特性:激流→メガランチャー 持ち物:カメックスナイト
猫騙し/水の誓い/波動弾/悪の波動
いつものカメックス。
猫騙しでシルヴァディの追い風をサポートできる水の誓い役の中で、ドーブルよりもCが高い。
合体誓いでテテフ(おそらくCS振り)までワンパンできる。それなりの打点がある。
残念だったのが、特化クレセを金属音+悪の波動で落とせなかったこと。そのままトリル貼られて負けてしまったので、これに関しては何か対策を考える必要がありそう。
とりあえずクレセリアの耐久種族値が10ずつ下がっているようにお祈りしておこう。
冗談なしにしても悪波と波動弾の範囲が一般的な高耐久トリラーのポリ2クレセにぴったり刺さるので、これが落としきれないのはかなり惜しい。
サブロムでキーストーンを持っていなかったため、1戦目はメガシンカなしで戦うことになってかなり肝が冷えた。これは何とか勝てた。
PTの登録ミスじゃなかったのでキーストーンを取りにいって解決したのだが、まさかインターネット大会の参加中にストーリーでぼこぼこにされるとは思っていなかった。
デクシオ強すぎる。
さて、ここまで4匹は並びだけなら前回の構築から同一。
レートで回していた時はここにアシレーヌ+マルマイン、3月のJCSで回していた時は地面Zメタグロス+トゲデマルだった。
この4匹で問題になってくるのが残り4匹で、具体的に重めなのが
大体この辺。
残り2匹は、ここをメタっていくことがメインにまとまった。
ウツロイド 控えめ CS252
特性:ビーストブースト 持ち物:命の珠
ヘドロ爆弾/パワージェム/マジカルシャイン/守る
普通のウツロイド。まあカプにメタ貼るって言ったらこれ。
リザYがカメヴァディの動きを鈍らせて苦手なので、特にリザYに強めなポケモンで。
マジシャを持たせればジャラランガに隙を見せることもない。
地震を切っているボーマンダが多いので、それもまとめて見れたのがグッド。
構築に特殊が5匹いる都合上、アシボが欲しくなりがちだが、実際に使ってみてアシボする余裕はなさそう(珠とビーストブーストのおかげで十分打点が足りる)だったので特に問題なかった。
無振りシルヴァディでも簡単に倒せるステータスで助かりました。
バクフーン 控えめ CS252
特性:貰い火 持ち物:拘りスカーフ
噴火/自然の力/オーバーヒート/気合玉
強い炎タイプが欲しかったので、バクフーンを採用した。
最初のROMで潜った時は猫騙し無効のズガドーンだったのだが、残念ながら熱風では火力不足を感じたのでバクフーンに変更した。
自然の力はテテフの横でサイコキネシスを打つために入れた。
これのおかげでBSB後のHP半分のジャラランガを上から黙らせたし、メタ外のスカーフニドキングも対処できた。
今回は当たらなかったが、アーゴヨンにも対応できると思うので、なかなかスカーフバクフーン自体も捨てたもんじゃないと思う。
噴火しかまともな攻撃技がないのがバクフーンの弱みだったので、今回はそれをカバーできたかなといった感じ。
あとは貰い火が地味に強くて、止めにくいリザYの炎技やガオガエンのフレドラを無効にできるのもポイント高かった。
バクフーン自体がその状況をどうにかできるわけじゃないけど、中堅には中堅の良さがあるなあと。
一応炎の誓いでカメックスを引っ張ることもできたのだが、さすがに噴火以外の炎技が誓いなのは違うので普通にオバヒを採用した。
7世代のバクフーン、すごくかっこ悪いのでできれば過去作に戻してほしい。
バクフーンといったらこれよ。
結果
6-5ぐらい?レート1530ぐらい。
最初に使ったメインロムは、3-5ぐらいだろうか。
最終日に突然思いついた割には、バクフーンが思いのほか活躍してくれたので嬉しかった。
構築の発端だったテテフジジーも、不便だった箇所を改善して選出していけたので、ようやくひとまとまりしたかなと。
残念だった点としては、ミミッキュやらクレセリアやらのトリパがやたら多く、かなり苦労させられたこと。
まさか2度も味方に誓いを打つはめになるとは。
カメックスの打点不足はまあこれから方法を考え直すとして、サイドチェンジは金属音頼りだとどうにもならないので勘弁してほしいところ。うーむ。
とりあえずテテフジジー、誓いの2軸は2か月触ってそれなりに満足したので、また別の構築をのんびり考えていきたいですね。
おわり。