【ORASトリプル】ガルーラ・リザスタン偽装、Lv1ガルーラ軸【影踏みオンライン使用構築】
[プロローグ]
お久しぶりです、しわしわです。
最近はリアル等に集中しており、長らくポケットモンスターからは離れていました。
そんな中、息抜きにポケモン触りたいなと思っていたところ、ちょうど参加者募集中だった「影踏みオンライン」主催者のエトランゼさんよりリプライで参加のご招待をいただいたので、参加することになりました。
ルールは「10パートナーズ形式で、最初に選んだ10匹を全参加者に公開+自由枠1匹を使用可能。試合ごとの個体変更を認める」とのこと。
なるほど…個体変更可能か…
というか、レベルの報告義務はないんだな…?
その時ちょうど「Lv2プクリン軸」でトリプルバトルの構築を考えていたこともあり、低レベルがむしゃらを組み込んだトリックルーム構築で参戦することを決意。
残念ながら、プクリン自体はどう考えても対戦向きではないポケモンなので、別のがむしゃらーを採用することに決定。
<進化したら使われなくなるなんて…進化しなければよかった…
一部で言われていた「プリンよりかわいくなくなった」なんて声を跳ね返したかったが、お兄さんには無理だったよ…ごめんな
<…
お前のことは忘れない…いつかまた考察してやるからな…
さて、気を取り直して低レベルがむしゃらーを探しにポケ徹へ。
[低レベルがむしゃらーを採用する]
[採用要件]
・がむしゃらを低Lvで使用することができること
→「自分のHPが低ければ低いほど威力が上がる」というがむしゃらの仕様を最大限に生かせるのが、最初から低LvでHPを低いまま使用してしまうこと。Lv100のカイオーガでLv1のスバメに負けた経験はありませんか?僕はあります。
・トリックルーム構築であることがバレないこと
→対戦前に個体の変更が認められているので、挑発や吠えるなどで対策されると弱いトリックルーム軸を使う上では、想定外のトリックルームであることが何よりも求められる。
低Lvがむしゃらーとして有名な「ドーブル」「モンメン」「プリン」「ドードー」などは、今回は採用見送りとなった。
・なんなら高Lvでも戦えること
→どう考えてもトリパで挑むのは分が悪い相手にも戦える柔軟性が必要ということ。
2番目の「トリックルーム構築であることがバレないこと」との両立にもなる。
さて、これらを満たすポケモンは…
なるほど。
[10パートナーズ紹介]
かくして、10パートナーズは、以下のようになりました。
ヒードラン:トリルエースとして採用。
ガルーラスタンに見えるし、「リザドラン」「クレセドラン」という並びも成立しているので、スタンパっぽいのではないでしょうか。
クレセリア:トリラーとして。ただ、一般的な構築に採用されやすいポケモンであるため、トリックルームはそこまで意識させにくい傾向にある…と思う。
もちろんリザスタン・ガルーラスタンにも採用されるポケモンですね。
追い風を覚えるので、トリル軸というのを見えにくくする駒として。
ニンフィア:トリルエースとして採用。スタンっぽく見える…見えない?
トリプル採用率1位だし、トリパ以外にも採用されるやろw(適当)
コジョンド:Lv1ガルーラの弱点は「親子愛を持つメガガルーラにタスキを貫通されてつぶされること」。トリルを張ろうがお構いなしに、がむしゃらに不意打ちを当てられてしまう。なんとも皮肉すぎる。
そこで、精神力飛び膝蹴りで相手のメガガルーラを上から吹き飛ばせる駒、兼、猫だましによるトリル補佐として採用。
ガルーラ:この構築の要。がむしゃらをすることで相手の構築を強引に崩し、トリルエースのニンフィアやヒードランを通す。猫だましによるトリル補佐も兼ねる。
:リザドランや、場合によって使用する可能性のあるメガガルーラなど、あらゆる面で相手のランドロスが重く感じたので、枠も余っていたことだしまとめて突っ込んだ。
ルンパッパは猫だましでトリル補佐になるかな~ぐらいの感覚。
ナットレイ:相手のニンフィアを下から見たり、トリトドンをどかせるポケモンとして採用。モロバレルにも後出しが効くのと、雨構築の並びで採用する場合には都合が良いと判断。
こんな感じです。いささか10パートナーズとなると、ちょっと多いですね。
先に進む前に、今回の10匹をおさらいしておきましょう。
この10匹です。
さて、果たしてどんな構築が出来上がるのか…
今回、10匹紹介はさすがに多いので、構築紹介では最もよく選出した5匹+自由枠1匹だけを紹介しようと思います。
読者の皆さんも、この中から特に愛用された5匹+自由枠の1匹を想像しながら読み進めてくださいな。
さて、決まりましたか?
それでは発表します。
正解はこちら!
当たりましたか?
ここまで読んでくれたトリプル勢の方は、大体当たってそうですね。おめでとうございます。
バレバレやんけ…
[個別紹介]
種族値:H79/A103/B120/C135/D115/S78(計630) 性格:控えめ 努力値:HC252
特性:激流→メガランチャー 持ち物:メガストーン
猫だまし/濁流/冷凍ビーム/波動弾or悪の波動
役割...①トリル補佐の猫だまし、②雨エースとなれること
まず、メガカメックスを採用しました。
というのが、トリル補佐の猫だましを行いながらも、トリルエースとして活躍できるポケモンが必要だったからです。
(コジョンドだととんぼ返りに1ターンのロスが出てしまう。すると、ガルーラがその間に星になってしまったり、トリックルームを解除されてしまう可能性がある)
できればステータスの高いメガシンカポケモンから猫だまし役を採用したいなと思っていたところ、ちょうど雨降らしを持つニョロトノを採用していたので、すんなり同居ができました。
できればメガガルーラを採用したかったですが、Lv1ガルーラを採用するとメガガルーラが採用できないという弱点がありました
がむしゃらで削ったポケモンを巻き込める全体技をメインウェポンに据えたく、濁流を選択。
初手から素早さサポートの一切ない状態でメガカメックスを展開する為、潮吹きは採用できないと判断しました。
モロバレルがやや重いので、冷凍ビームを採用。
あとは相手に応じて波動弾と悪の波動を切り替えながら使用しました。
素早さは冷静…ではなく、クレセリアとのS関係を想定して控えめで採用。
詳しくは後述。
今回の過労死担当枠。ごめんねカメックス。
ガルーラ(Lv1)
種族値:ないも同然 性格:結構いいやつだと思う 努力値:レベルが上がるので振れない
特性:精神力/肝っ玉 持ち物:気合の襷
猫だまし/がむしゃら/守る/神秘の守りor手助け
役割…①トリル下でのがむしゃらによる崩し ②トリルサポートができる
大会のルール上最も意表がつけると判断して採用。
なんと、精神力猫だましにより、相手の猫だましに強いLv1猫だましとして採用できる。
基本的にLv1がむしゃらーは「トリックルームが展開されるのを待ってから登場し、がむしゃらで場を荒らす」というのが一般的だが、ガルーラの場合は「積極的にトリックルームの展開をサポートし、交代なしでそのまま崩しに参加できる」というのが非常に強いメリットだと思う。
個人的に「役割をきっちり分けた上で、時には残数を意図的に投げ捨てながら場作りし、残ったポケモンで強力なコンボを成立させる戦い方」よりも、6匹全員で状況に応じて戦う方が性に合っているので、メガガルーラやメガカメックスなど、複数の役割で活躍できるポケモンを採用することが多い。
あんまり記事の内容とは関係ないけど、こちらは宣伝。
自分流のがむしゃらーから構築を組みたくなったとき、参考にするといいと思う。
コロナウイルスで自粛の今、好きながむしゃらーを選んでトリプルバトルをやろう!
ちなみにプクリンは一言コメントしか用意されてなかった。なんでぇ…(サマヨールがお見通しできるから)
さて、ガルーラの話に戻ろう。
1ターン目から襷猫だましを振り回していけるとはいえ、相手のメガガルーラに猫だましを押されたら倒されてしまう。なので、守るを採用。
ちなみに精神力は話題にされないぐらいなので、相手の猫だまし役がメガガルーラ以外であれば、積極的に精神力猫だましを振り回すことができた。
もちろんクレセリアが猫だましで止められている可能性は高いが、その場合はカメックスがフリーになるので、1ターン目からニョロトノ投げて濁流みたいな動かし方も良くできた。
この辺りは上記の「複数の役割で活躍できる」という部分が活きていると思います。
最後に採用したのは神秘の守り、あるいは手助け。
こちらの構築で、相手のモロバレルより遅く(トリックルーム下で早く)全体技を打てるポケモンがいないため、キノコの胞子による妨害を受けないために採用。
相手にモロバレルが居ない場合は、手助けに切り替えて使用。
なんと、予選5試合中2試合で神秘の守りが大活躍しました!!嬉しい。
メガストーンを渡せば子離れさせてやることができるのだが、子ガルーラの世話をしながら戦ってもらうことになった。
孵化したばかりのLv1にして子持ち、それでいて戦場に放り出されたタイプのガルーラ。
彼女の育児休業はどこへ。
種族値:H120-A70-B120-C75-D130-S85(計600) 性格:生意気 努力値:HBD振り(最遅)
特性:浮遊 持ち物:メンタルハーブorラムの実
トリックルーム/サイコショック/雨乞い/ムーンフォースorエナジーボールor冷凍ビーム
役割...①トリックルームの展開、②天候操作、崩し
カメックスを控えめ個体にしておくことで、トリルを張った後に、カメックスの直前に雨乞いを展開することができる。
ここまで実質サマヨール。
持ち物はキノコに強いラムの実か、挑発持ちの多そうな相手にはメンタルハーブを選択した。
ムーンフォースはズルズキンに、エナジーボールは自由枠で出てきそうなトリトドンや水ロトムに、冷凍ビームはボーマンダやランドロスに打つため、相手によって切り替えながら採用した。
残念ながら誰一人として落とせなかったが、一応超技以外の打点を持たせておくことで、圧力はかけられたと思う。
晴れ軸なら瞑想月の光ができるので、この辺りはサマヨールより便利だったと思います。
あと、スタンパ偽装するにはサマヨールは採用できないので、そういう意味ではクレセリアの強さがあったと思います。
もう書くことがない。次。
もしかしたら、自由枠にトリラーを採用するのは面白かったかもしれないです。
今度同等のルールがあったら挑戦したいやつですね。
種族値:H95-A65-B65-C110-D130-S60(計525) 性格:冷静 努力値:HC252(最遅)
特性:フェアリースキン 持ち物:精霊プレート
役割...アタッカー
我らが歌姫ニンフィア。
これまた一般的な型で、メインウェポンのハイパーボイスとワイガ対策のムンフォを標準装備。
となりの水技でヒードランやリザードンなどを崩せるように雨乞いを装備(1回使った)。
最後に、相手を詰めるための瞑想を持たせて完成。
10パートナーズルールでは、相手に合わせて持ち物を変更できる以上、汎用性の低い精霊プレートを持たせるよりは、ピンポイントに弱点実を持たせるべきだったと反省。
強引にニンフィアで目の前の敵を何とかする方向で、今までシャドボやめざパを使ってきたけど、となりに任せるのはなかなかトリプルバトルをしていました。
5~6世代の亡霊
種族値:H90-A75-B75-C90-D100-S70(計500) 性格:冷静 努力値:HC252(最遅)
特性:雨降らし 持ち物:拘り眼鏡
熱湯/冷凍ビーム/気合玉/水の波動
役割...①カメックスのサポート、②トリル下アタッカー
10パートナーズの中から、トリルアタッカーとしての適性の高いニョロトノを採用。
トリプルバトルのニョロトノといえば、HBD振りでオボンの実を装備し、なんと熱湯でヒードランを倒せないほどの低火力なポケモンとして有名であるが、
拘り眼鏡を装備することで…!
なんと冷凍ビームでモロバレルを倒せないのであった…
ちなみに、ニョロゾまでならハイドロポンプを覚えることができるのだが、ニョロトノになってしまうとハイドロポンプを思い出せなくなってしまうのだ。
熱湯あれば火力十分でしょwって思っていたけど、さすがにハイドロポンプを忘れさせてしまったのはもったいなかったかもしれない。
ちなみに、ニョロトノがトリルエース足りえないのは、味方を巻き込まない全体技を覚えないことも理由の一つ。
濁流も覚えなければ、波乗りでは味方が先に倒れてしまう。潮吹きなどはもってのほか。
ハイドロポンプと同じく、ニョロゾ時代まで習得できる「あわ」ぐらいのものだ。
いっそのことトリルアタッカー軸は諦めて滅びの歌を持たせ、ニンフィアと並べて歌でも歌わせるのが良かったかもしれない。
あと、うるおいボイスがあれば水タイプのハイパーボイスが打てたので、カエルらしい歌姫になれたかもしれないのだ。
残念ながら6世代のペリッパーは鋭い目で味方に投げつけるやつしかおらん。だめだ。
ぽっと出のアシレーヌにも出番を奪われ、ニョロトノの明日はどっちだ。
種族値:H74-A94-B131-C54-D116-S20(計489) 性格:勇敢 努力値:HA252
特性:鉄のトゲ 持ち物:拘りハチマキ
ジャイロボール/パワーウィップ/種爆弾/叩き落とす
役割...トリルアタッカー兼耐性
すごく強い。ナットレイ。
こちらのパーティがニンフィア激重なので採用。
ちなみにモロバレルも激重だし、トリトドンも激重だし、いろんな方向に刺さっている。
雨ナットレイというだけあって、非常に完結した強さを持っている。語ることがねぇ。
鉢巻ジャイロボールで裏から出てきたリザードンを叩き潰したことと、そのままジャイロボールのPPが切れて負けたぐらいしか語ることがない。
勝ち試合を落とす天才である。もはやいうことは無い。
まとめ
いかがでしたか。
プクリンからなんとなく組み始めた構築が2枚猫で強引にトリルを通す雨トリパとなり、なかなかの完成度だったのではないでしょうか。
バンギラスやリザードンにも強く、まさに言うことなしの構築でした。
そして戦績はなんと1勝4敗で予選落ち。
なんと、熱湯の火傷でガルーラが初手に落ちた試合だけ勝てました。これは…?
逆に言えば、ガルーラが2ターン目まで残った試合は全部負けましたね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!