【ダブル】第五回噴火杯使用構築、コケコライチュウタイプヌル【WCS2017】
噴火杯で使用した構築。WCS2017のルールで参加しました。
まず初めに、前記事のドブライブ!を軸とした構築で参加することを目標にした。
しかし、なかなか勝つことが難しい。
ダグトリオ+スターミーの穴を掘るスポットライトはZ技を回避しつつ集中攻撃で殴れる等そこそこの強さを感じたが、守られたり交代先が浮いていたりとなかなか難しい模様。
守られるのが問題だったので、コケコライチュウ+エレキシードフワライドを軸にして軽業ゴーストダイブにより高速で守るを引きはがしながら集中していくなど、色々改善策を試してみた。どうしてもスポットライトまで入れるのは無理があることが判明したが、コケコライチュウが意外と手になじむことが判明、さらに同時期にミストシードフワライドが結果を残し、追い風アクロ鬼火まで一致していたので、仕方なくカプ・レヒレを入れて偽装寄りにしてみるとか色々試したものの、コケライチュウテテフレヒレライド、さすがに無理だと判断したのでレヒレとライドを外して完成した。
コケコライチュウが強かったので、これを通していくというテーマを変えず、フワライドのダイブとは別の方法でサポートしていく構築として完成させた。
カプ・コケコ 臆病 CS252
特性:エレキメイカー 持ち物:命の珠
フワライドのエレキシードを発動させるために採用された。
ダイブとタイミングを合わせて集中でできるだけ早く、火力を高く出せるように、守ると珠が決定。
ボルトチェンジの有無で、対テテフ、レヒレ、ブルルへの行動の自由度が広がるのでボルチェン。
大体テンプレ。
ライチュウ(アローラのすがた) 控えめ CS252
特性:サーフテイル 持ち物:拘り眼鏡
10万ボルト/ボルトチェンジ/サイコショック/目覚めるパワー氷
コケコライチュウの高速高火力がテーマなので採用。
役割遂行で相手を叩き潰していくために眼鏡。
めざ氷のガブリアスへのダメージが変わってくるので控えめを選択。
フィールドを取られているときはサーフテイルが発動せずにコケコの下を取るため、コケコボルチェン→ライチュウボルチェンで集中攻撃で相手を倒しつつコケコを再展開、ライチュウの拘りを解除して控えに戻す、この流れができるようになるのも非常に強い。ボルチェン持ちが複数いることで効果的に動くことができた。
あとはそんな感じ。
カプ・テテフ 控えめ HB252
特性:サイコメイカー 持ち物:エスパーZ→曲がったスプーン
コケコライチュウの並びが高速高火力で完成されており、ここから4匹はさらにスピードを求めるよりも、その並びを補佐するポケモンが必要となると判断。
カミツルギやミミッキュの前で動かせる、なかむらさんのHBテテフが使い勝手がいいと判断し採用。
コケライチュウがトリルに非常に弱く、挑発持ちを入れたかったので、こいつに挑発を持たせた。
原案は「HBテテフでも眼鏡を持っているので遂行能力がある」というのがポイントだったが、こちらは挑発まで欲張りたかったのでエスパーZを持たせていた。
エスパーZのポーズの主人公が後ろの足をつま先立ちにするところ、すごい好きなので見てください。
試運転で使っていたHB挑発エスパーZテテフだが、通常のテテフの火力とHBテテフの耐久、さらにトリル耐性や瞑想の妨害など、求めていた要素を全て満たしてくれて非常に使い勝手が良かったので試してみてほしい。
大会では同時に選出しがちだったワルビアルくんが「地面Zほしいよー」と言っていたのでスプーンを持たせてあげた。かわいい。
珠バンバドロのダブルダメージ采配地震を素耐えしながらバンバドロを処理できたのでとても偉かった(隣でワルビアルが素耐えできなかったので負けた)
さらに愛着がわいた。すごい好き。
ワルビアル 意地っ張り HA252
特性:威嚇 持ち物:突撃チョッキ→ジメンZ
地震/岩雪崩/噛み砕く/ダメ押し→守る
ここまでで相手の電気と打ち合うのが面倒、アローラガラガラがしんどい、ギガイアスもしんどいといった理由から、地面打点を持てるポケモンを採用したかったので採用。
ガブリアスでもいいのかもしれないが、後出し性能が欲しかったのと、個人的に4倍弱点持ちは意表を突かれて死ぬことがあまり好きではなかったので、現代のわにを採用した。
試運転の際は行動保証のためにチョッキを持たせていたが、正直虫氷水草その他諸々の耐性を大幅にカバーしてくれるチョッキが使えるのが非常に偉かった。ただ、ダメ押しを持たせても非常に硬いトリル役のポリ2の処理がうまくいかないことや、噛み砕くの威力が物足りない、ライチュウが拘っているため地震が押しづらいことを改善するためにジメンZに変更した。
遂行能力をしっかり持たせてやったので、ちゃんと遂行することができた。ただし、ミミッキュのじゃれつくのダメージが気に入らなかったり、A±0珠バンバドロの采配地震で落ちたりと、耐久面では全然よくなかった。
ジメンZにより過剰な遂行能力を得ており、試合の敗因はワルビアルの耐久不足が祟ったことなので、HBDワルビアルにジメンZを持たせてやる形のほうがいいんじゃないかなーと思った。これは大会前日に急遽持ち物を変更したため、試運転不足だったかなあという感じ。
なんだかんだ頑張っていたし信頼しているポケモンなので、今度からもまた頑張ってほしい。
ハリテヤマ 意地っ張り Abd
叩き落とすでガラガラが高乱2になるまでAに振った
残りはB<Dになるように振り分け
特性:厚い脂肪 持ち物:ロゼルの実
コケライチュウが動きづらくなるポリゴン2やギガイアス、ガラガラに対する遂行役として採用。
チョッキはワルビアルが捨てたので枠が空いていたが、相手の地震が多く打たれるのが予想できたこと、カプによるマジカルシャインをハリテ自身が凌ぐ必要があることから、ワイドガードを採用した。
6世代トリプルの晴れパにいれてるわけでもない(相手の炎技にゴリ押される心配がない)し、格闘タイプゆえに弱点が少ないため、チョッキでなくともロゼルで事足りる、努力値は必要分だけAに回して残りはできるだけ耐久に振ることにした。
ハリテヤマというポケモン、猫フェイントワイガに加えて自身のAと仮想敵を定めていることにより高い遂行能力を持つことができ、場に存在しているだけで非常に多くの択を作り出すことができるポケモンだと考えている。そのため、ロゼルやB振り、ワイガなどで相手の攻撃を耐えてやることで、相手の想定外に居座らせてその分ターンを有利に進めることができると判断してこの型で採用した。
想定通りの役割がこなせ、とっても使いやすかった。
流行れ。
タイプ・ヌル 意地っ張り H244A252残りD
Dはダウンロード対策
特性:カブトアーマー 持ち物:進化の輝石
毒毒/吠える/とんぼ返り/アイアンヘッド
最後に採用されたポケモン。
トリル対策に吠えるが欲しい、ボルチェン先のクッションになれるポケモンがもう1枚は欲しい、ポリ2やトリトドンへの遂行能力が欲しい、フィールドを自分の思い通りに展開し、ライチュウを安全に場に戻したい、ギガイアスやウツロイドへの打点もほしい
そんな無茶を言うんじゃないよという欲望に忠実に答えてくれたハチ公が帰りを待っててくれたので採用した。
当温泉では粘性を極限まで高めております pic.twitter.com/67kcEPmxtk
— しわしわ (@siwasu1341) 2016年12月6日
可能性感じていたのでいっぱい集めていたが、最終的には自己産を連れて行った。
採用理由は技構成が全て物語っているのでこれ以上いうことはない、努力値は迅速に相手を削り取るコケライチュウがメインのために、とんぼアイヘの威力を確保できる意地で問題なかった。
タイプ:ヌルやシルヴァディには情報公開時からその種族値の汎用性やタイプや覚える技の多彩さから非常に可能性を感じており、1度どこかで使ってみたかったが今まで採用できなかった。しかし、7世代初めてのオフに連れていくことができ、活躍させることができたのでとても嬉しい。
ちなみに同じく鋼打点が持て、後攻とんぼができるポケモンにハッサムという案もあったが、Dが低いことと炎が4倍だったので採用したくなかった。ウインディミミッキュレヒレツルギギガイアスガブコケコテテフブルルキュウコンポリ2全てに対して重くならないポケモンを採用したかったので。
今回はPTに合わせるためにめちゃくちゃ汎用性を落としたが、他にも剣舞だったり、シルヴァディとしての運用だったりと、色々楽しそうなポケモンだと思っているので、これからも使っていきたい。
結果は3勝2敗で、ペアマッチのためバトルロイヤルとかで落として残念ながら予選抜けはできなかったが、構築としては悔しさよりもそこそこちゃんと動かしてあげられたかなーと思っているのでそこそこ満足できた。(ワルビアルの耐久だけ不満だったがそこは他の人より準備不足での負けなので仕方ない)
オフの雰囲気がのんびりしたものだったのもあるかもしれない。また遊びたい。
追記
レンタルチーム公開したのでよければどうぞ、ワルビアルは腕白Hbdで育成しなおしました
貼り方がよくわかんないんでツイートしました
QRレンタルチーム「コケコライチュウタイプ:ヌル」のページ|ポケモングローバルリンク https://t.co/hiAJjIPhsS #pgl
— しわしわ (@siwasu1341) 2017年3月6日
公開しました、よければどうぞー pic.twitter.com/AJm4hC8MOj